清⽔徳⼦+清⽔美帆+オィヴン・レンバーグ
Shimizu Tokuko & Shimizu Miho & Øyvind Renberg
GO FOR KOGEI 2025に参加いたします。
お近くにお越しの際にはぜひお立ち寄りください。
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清水徳子は1948年東京都生まれ。徳子はいわゆる職業作家ではないものの、美術や歴史、さまざまな文化に関心を寄せながら、油絵や日本画、刺繍など多様な技法を貪欲に探究する中で、独自の表現方法を築いてきた。テキスタイルポスターの制作は、娘でありアーティストの清水美帆が、「Danger Museum(オィヴン・レンバーグとの協働)」の活動として2002年にロンドンで展示を行うにあたり、そのポスター制作を徳子に依頼したことに端を発する。非–欧米人かつ非–男性である美帆が、あえて非–アーティストである母親、そして当時はアートの文脈において広く受け入れられていなかった「刺繍」による作品を展示に持ち込むことで、アートワールドの中心地に対する批評的姿勢を示そうとする試みであった。当初は一度限りと想定された母娘とのコラボレーションは、その後約10年にわたり継続し、20点を超える作品が制作された。いずれも印刷物として量産されるポスターとは異なり、全てが手仕事による一点ものの作品である。美帆とオィヴンから送られてきた展覧会の基礎情報と簡易な構図を頼りに、徳子自身の想像力によって膨らまされたイメージが丹念に縫い込まれている。2022年には、それらの作品のカタログレゾネとして『清水徳子のテキスタイルポスター』(Flick Studio、2022年)が刊行され、またその出版記念として展覧会「TEXTILE POSTERS」(HAGISO、2022年)が開催された。
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展示:岩瀬エリア
I-6|旧岩瀬銀行

清水徳子《The Danger Museum》2002年 刺繍糸、ビーズ、スパンコール、アクリル、木綿、コーデュロイ 作家蔵 ©︎ Gottingham. Image courtesy of Miho Shimizu and Studio Xxingham

展示風景「The Danger Museum」(Institute of International Visual Arts・イギリス、 2002年) Photo: Issei Yoshida

清水徳子《Recycled (Storage)》2008年 刺繍糸、ビーズ、スパンコール、アクリル絵具、木綿、帆布 作家蔵 ©︎ Gottingham. Image courtesy of Miho Shimizu and Studio Xxingham

展示風景「The Danger Museum」(Institute of International Visual Arts・イギリス、 2002年) Photo: Issei Yoshida

清水徳子《Recycled (Storage)》2008年 刺繍糸、ビーズ、スパンコール、アクリル絵具、木綿、帆布 作家蔵 ©︎ Gottingham. Image courtesy of Miho Shimizu and Studio Xxingham