兒嶋画廊にて、3月1日より60〜70年代のアート&カルチャーシーンを思い起こす「Since Nadja」展が開催されます。本展示の広報画像用に、展示名を清水徳子が刺繍しました。画廊のオーナー兒嶋俊郎と同じ世代ということもあり、母も若い頃を懐かしみながら創作に取り組みました。ぜひ会場でご覧ください。
未だ混沌[カオス]が力を持っていた。
この展覧会は、私、兒嶋俊郎が丁度20才の頃に通い出した新宿二丁目にあった伝説のバー「Nadja」に関係の深かった金子國義、合田佐和子、四谷シモン、荒木経惟、篠山紀信らの作品を通して当時新宿に開花し始めたアート&サブカルチャーを追慕するものです。店名のNadjaはご存知のとおりアンドレ・ブルトンの小説ナジャから取ったもので、文学者では瀧口修造や澁澤龍彦や詩人の高橋睦郎、デザイナーの浅葉克己、漫画家の赤塚不二夫などの著名人も名を連ねていました。
夜毎繰り広げられたピトレスクなカウンター劇場。金子國義作品約20点を中心に、60年代〜70年代に主に新宿を活動や創作の場にした活躍した作家たちの作品や同時代の文化を紹介する展覧会です。ぜひご高覧ください。
兒嶋俊郎 兒嶋画廊
Since Nadja 僕の私的回想のナジャ
— Night in Shinjuku late ’60s to ’70s
2025年3月1日(土) – 4月13日(日) 12:00-18:00 月休
丘の上APT/兒嶋画廊 (東京都国分寺市泉町1−5−16)
オープニングパーティー 3月1日(土)17:00-19:00
